教育の話…
教えてくれて当たり前。
面接などで、『前の職場はカリキュラムがずさんでスタイリストが練習を見てくれなかとたんです。』と前職場の不平不満を言われる方が多いです。
それは美容業界だけでなく他業種でも良くありがちな話です。
聞いてるこちら側からすると…
あなたは教えてもらえる為にどんな行動をしたの??
と思います。
D.では営業後の練習は前日に頼まれなければ一切見ないと決まっています。
個人的な意見としては毎日練習してる姿勢のある子以外あんまり見たいと思いません。
熱意のない子に教えるほど人は暇ではないと思っています。
美容業界は教育産業と言いますが、どこに行っても
やる奴はやる!やらない奴はやらない!!
『それでもやらない奴をやらせるのが上の役目でしょ??』と意見を言われる事があります。
私はそうは思いません。
『やらない奴はやらんで良い!』スタイルです。
よ〜く考えて下さい!!
プロの美容師
プロ野球選手
プロゴルファー
私達は髪のプロフェッショナルです。
プロの指導者ではありません。
プロ野球選手もプロサッカー選手も好きで始めて仲間と切磋琢磨してそれでも毎回勝ち負けがあり、昨日の自分に勝つ為、練習して練習して上手くなって自分の価値を高めてなれる職業です。
誰でもなれるわけではありません。
美容師もそうであると思っております。
美容師免許取得して美容室に入社したらプロではないのです。
Jリーグに入っても上手くなければ試合には出れないのと一緒です。
だからスポーツ選手は練習をし続けるのです。
練習しなくて下手な選手が出て試合で負けたらサポーターもいなくなりチームは潰れます。
教えてくれるのが当たり前なんてプロの世界ではありえません。
むしろ社会としてもありえないと思っています。
だから自分の成長の為に、お金を出して勉強したり、知恵のある方に教えて頂いて感謝し続けなければありません。
教えてもらって当たり前??
学校じゃねーんだよ??
人の時間使ってんだよ??
時間の価値わかってる??
好きな事で食ってくのは楽じゃねーから??
教えてもらえる自分作りくらいしてから言えよ??
これもよーく考えればわかること。
学生時代勉強が嫌いでした。
先生達はプロの指導者です。
しかし、教えてもらっても勉強の
やる気がない
から成績は上がりませんでした。
その後、就職…
年収は250万。口癖は『金ねー。』他者を羨む。
東大を目指していた学生は先生だけでなく、毎日自主勉強をしました。
惜しくも東大には入れませんでしたが、早稲田大学には入学出来ました。
その後も真面目に勉学に励み、色々と教えて頂ける人達にアドバイスをもらいその後、大手に就職。真面目に勤め、周りからも高評価。
年収一千万。
辛い思いをしてきたのは後者。しかし、何事も解決していけるのも後者。人から尊敬されるのも後者。
やる気をがなければ身にならない。自分が変わらなければ結果には繋がらない。
特にプロフェッショナルの世界には強く思います。
先輩達の技術や知恵は努力して辛い思いをして、時間もいっぱい使って習得してきた事がプロフェッショナルとして血となり肉となってきているのです。
やる気や覚悟がない子達に教えるほど安い時間ではなかった事を教わる立場は考えなければならないと思います。
人は自分1人では生きていけません。
人からサポートしてもらえて一人前になっていくと思います。
それには感謝の気持ちを持ち続けなければ、人からサポートなんてしてもらえるはずがない。
自分もまだまだ半人前。
感謝の気持ちを忘れず日々過ごしていきたいと思います。
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