納棺式と告別式
本日、祖母の告別式がありました。
享年94歳…
納棺式には、久々に親戚一同と顔を合わせました。
子供の頃よく会っていた従兄弟達は家族がいたり、社会人になり忙しい毎日を送っている。
とても月日が経つのは早いなぁと感じました。
それと同時に祖母の家でよく遊んでいた幼少期を思い出しました。
集まる時は20人近く集まり、孫は9人。
祖母の家は一日中大騒ぎ。自分の弟がガラスに突っ込んで怪我したり、ゲームして喧嘩したり、サッカーして盆栽壊して怒られたり、自分が鬼怒川で溺れて心配かけたり…
走馬灯のように頭を流れてきました。
中学の時に家出して祖母の家に行ったり、東京で頑張っていた時には自分への短歌を作ってくれたり、コンテストで賞を取った時にもお祝いしてくれたり、いつも私達を優しく包んでくれていた祖母…
いつもの優しい笑顔を見れなくなるのはとても辛いです。
祖母のお兄さんとお話をさせて頂き…
『おばぁちゃんはとても働き者でしっかりした人だった。百姓やって5人の子供を産んですごいパワーだよ。男を立てる良い女だ。94まで生きて大往生だなぁ』
祖母は生前、自分の土地で老人福祉施設をしていました。
地域や人の役に立つのなら是非土地を使ってくれと言った事で始まった、社会福祉法人特別養護老人ホーム『やまさわの里』
祖母の苗字からつけられた施設になります。
人を大切にしたいと想う心で始まったこの施設はもう15年経ちました。
慈愛の心を持っている祖母を本当に尊敬しています。
自分も大人になり、生前なかなか会いに行けなかった事を後悔しています。
もっと会いに行けば良かった。
もっと話をすれば良かった。
もっと教えてもらいたかった。
髪を切らせてくれてありがとう。
いつも優しくしてくれてありがとう。
いつも応援してくれてありがとう。
いつも見守ってくれてありがとう。
『人生は長いお勉強』
祖母がよく言っていた言葉が胸に刺さります。
祖母の孫で本当に良かった。
本当に尊敬してる大好きな祖母…
自分もまだまだ半人前。これからも頑張っていくので、天国でいつもの笑顔で見守っていてください。
自分も人を大切にしていける祖母のような人になれるよう日々精進していきたいと思います。
顔なんてそっくりだなぁ〜…
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